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225先物はナイトセッションで130円高
20日のニューヨーク市場はダウで前日比116.36高、ナスダック、S&Pを含めて主要3指数が揃って反発となった。週明け大幅安の原因となったフェイスブックが前日に続いて急落しているものの、下げ止まった格好。東京市場も20日は売り一巡後は下げ渋る動きとなり、その流れを引き継ぐ格好で225先物はナイトセッションで130円高の2万1300円で引けている。
年4回の利上げに言及するかに注視
22日の東京市場は米FOMCでのパウエル議長の会見を受けての取引開始となる。日本時間の朝3時30分から会見が予定されているが、今回の会合でのフェデラル・ファンド(FF)金利の0.25%引き上げはほぼ市場に織り込み済みで、最大の関心は就任後初会見となるパウエル議長の発言内容。今年3回の利上げは規定路線で、年4回の利上げに言及するかが注視される。前イエレン議長に比べてタカ派寄りになるとの見方が支配的となっていることから、会見で均衡的な発言になればハト派的として市場は反応することになりそうだ。為替も一時は1ドル106円60銭まで弱含みとなっているが動意薄でFOMC後に動きがでそう。パウエル会見後に東京市場がどう反応するかは予測し難いが、重苦しい状態が続いていただけに、イベント通過によるアク抜けで落ち着き取り戻す展開に期待したい。
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