ミツミ電機(6767)が大幅続伸、前日比99円高の727円まで買い進まれた。21日取引終了後、ミネベア(6479)と経営統合に向けて協議・検討を進めていくと発表したことを受け、買い気が盛り上がった。
両社は業態こそ近いものの重複部分が少なく、協業によるシナジーが大きいと判断。ミツミの開発力とミネベアの設計・製造、生産能力を融合して、販売拡大と製造コスト低減、HUD(ヘッド・アップ・ディスプレイ)システムやロボット向けなど革新的新製品やソリューションを提供していく。
具体的な再編の方法と時期は、継続して協議していくが、2017年4月に株式交換により経営統合する予定。ミネベアの傘下にミツミが入るかたちで、ミネベアは社名をミネベアミツミに変更し、持株会社に移行する。