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武田薬(4502)が急反落、大型M&Aによる資金負担懸念強くS&Pが格下げ
武田薬品工業(4502)が急反落。前日はアイルランド製薬大手シャイアー買収正式提案報道を受け、あく抜け感から買いが優勢になったが、引け後に完全子会社化することで合意したと正式に発表したことで、この日は改めて買収資金負担を警戒した売りが先行した。約460億ポンド(約6兆8000億円)にのぼる大型M&Aによる資金面での不安感は強く、前日に米格付け大手S&Pグローバル・レーティングが武田薬の格付けを「クレジット・ウオッチ」引き下げている。今後は両社の株主から賛同を得る手続きに入るが、買収完了後、ニューヨーク証券取引所にADSを上場する。
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