21日にストツプ安となった三菱自動車(7211)がこの日、前日比80円安の503円で寄り付いた。
20日、同社が国土交通省へ提出した燃費試験データについて、燃費を実際よりも良く見せるため、不正な操作が行われていたことを発表したことが嫌気されているが、この日は489円まで売らた後に500円近辺での推移となっている。今回の該当車は、2013年6月から同社で生産している「eKワゴン」、「eKスペース」と、日産自動車(7201)向けに供給している「デイズ」と「デイズルークス」の計4車種で、補償を含めた今後の影響は不透明で、株価推移は楽観視できない。
証券市場新聞