6月4日の株式相場見通し|反発でのスタート、アップル会議に注目【記者の視点】

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6月4日の株式相場見通し|反発でのスタート、アップル会議に注目【記者の視点】

1日の東京市場は日経平均で前日比30円47銭安の2万2171円35銭と戻り売りに押されて冴えない動きだったが、その後の欧米株式市場は上昇し、ダウは219ドル高、これと連動して動いている225先物のナイトセッションも150円高の2万2375円で引けている。
為替も1ドル109円50銭台まで円安が進んでおり、週明けの東京市場は反発でのスタートとなりそうだ。5月最終週はイタリアショックの影響を受けたが、イタリアでは当初予想されていた再選挙が回避され、米国でも5月の雇用統計で失業率が18年ぶりの低水準となったことが株価上昇を支援した。米朝首脳会談も当初予定通リ開催することをトランプ大統領が表明したことで地政学リスクも後退、有事の円買いが鎮静することも東京市場にはポジティブ要因。今週末の8日はメジャーSQを控えており、昨年11月以降続いているSQ前の一波乱が警戒されるが、5月末で急落を経験したことで、今回は静かなSQ前に期待。
イベント的には4日まで開催されている第3回米中協議や8~9日に開催されるG7サミットが注目点。
企業の絡みでは4~8日に開催されるアップル世界開発者会議が話題となりそう。新サービスや新端末の発表が期待されるが、今回は廉価版端末である新型iPhoneSEが公開されるとの噂がある。昨年発売された高級タイプの「X」の機能を踏襲しているとの噂もあり、期待通リならアジア市場での普及が期待され、部品を納入している日本企業が明らかになれば、個別で注目されそうだ。




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