富士通ゼネが大幅高で上場来高値、前期利益は計画上ぶれ今期は保守的との見方

企業|企業速報 証券市場新聞

富士通ゼネラル(6755)が大幅高で2日ぶりに上場来高値を更新した。前週末引け後に発表した16年3月期の連結決算で、売上高は2809億7700万円(前の期比2.2%増)と従来予想の2900億円を下回ったものの、営業利益は275億2100万円(同1.4%増)と従来予想の250億円を上回るなど、利益が計画を上ぶれたことが好感された。
海外向け空調機を中心とした拡販に加え、全社的なコストダウンと費用効率化、銅などの素材市況の好転も利益を押上げた。17年3月期は情報通信システムの減収の影響が大きく、売上高2900億円(前期比3.2%増)、営業利益220億円(20.1%減)と増収減益を予想したが、原材料価格や為替を厳しく見積もった、保守的な予想との見方からも買いが先行した。

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