6月18日の株式相場見通し|貿易戦争の動向注視【記者の視点】

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6月18日の株式相場見通し|貿易戦争の動向注視【記者の視点】

 18日の東京市場は上値の重い展開が予想される。トランプ大統領が中国に対して総額500ドルを超える25%の輸入関税を発表、これを受けて中国も即座に対抗策を発表し、ニューヨーク市場では3指数が揃って下落、ダウで一時、244ドル安まで急落した。これと連動して225先物のナイトセッションも下落したが、引けにかけて戻しダウは84.83ドル安、225先物も2万2630円まで売られて2万2780円まで戻している。輸入関税の発表は事前に報道されていたこともあり、パニック的な売りにはならず、これが発表されたことで、一旦は悪材料出尽くしとなったようだ。225オプションも米国市場の急落時にプットの権利行使価格で2万円以下の価格変動がなく、為替も1ドル110円60銭台であり、静かな動きで、週明けの東京市場も先物主導で売り叩く動きはなさそう。ただ、貿易戦争の出口が見えないだけに積極的に上値も追い難く、指数的には揉み合で、内需や個別材料株が物色の中心となりそう。
 19日の主役はメルカリ(4385)の初値。大型上場だけに公開価格3000円をどれだけ上回るかで、マザーズ市場を含めた新興銘柄の動きにも少なからず影響しよう。




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