航空電子が急反発、前期3割営業減益もアク抜け感から買戻し

企業|企業速報 証券市場新聞

日本航空電子工業(6807)が急反発、前日比294円高の1545円まで上げ幅を広げ、東証1部値上がり率上位にランクインしている。
27日取引終了後、16年3月期通期の連結決算を発表。営業利益179億2800万円(前の期比30.6%減)と大幅減益になった。ただ、従来予想の176億円から若干ながら上振れしたことや、前日は米アップルの業績悪化に伴う連想で売られた反動もあって、当面の悪材料出尽くし感から買戻しが優勢になった。
前期は中国経済減速の影響によるスマートフォンの成長鈍化や産業機器市場の低迷が響いた。17年3月期は為替前提レートを1ドル=110円としたことで、連結営業利益190億円(同6.0%増)と前期並を予想。
同様にアルプス電気(6770)もアク抜け感から大幅高。前期に続き、17年3月期も連結営業利益465億円(前期比11.1%減)と減益を予想している。

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