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過剰反応のゲーム売り【記者の視点】
この日は後場寄りから値を崩す動きとなった。前引け後から先物でまとまった売りがでて、これを受けて現物市場の後場寄りで急落、追随した売りが一巡すると戻す動きとなり2万2200円台をキープして引けた。トルコによる米国製品への関税引き上げや中国株の下落が理由とされているが、明確な理由は見当たらず、前日の500円近い上昇による反動売りで上値が重いなかで特定筋のまとまった売りで下落した印象が強い。個別ではコナミHDやカプコンなどのゲームソフト大手の下落が目立たぬながら全般の動きに少なからず影響した。カプコンが中国テンセント社の「WeGame」を通じて発売開始したPC版「モンスターハンター:ワールド」の発売中止が影響していると見られる。中国政府は販売停止の理由を明らかにしていないが、そもそも中国向けの海外に占める比重は極めて少なく、影響は皆無と言っていいだろう。過剰に反応したか売りのターゲットされたかは不明ながら、早晩この話題は沈静化すると見る。
お盆休みが明けて明日あたりからは全般の商いも活発化することを期待したい。
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