2万3000円台を維持できるか?【記者の視点】

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2万3000円台を維持できるか?【記者の視点】

 3連休明けの東京市場は2万3000円台を維持できるかが焦点になりそうだ。
 週末のニューヨーク市場はダウで小幅高、ナスダック指数は小幅安で引けている。トランプ大統領が2000億ドル規模の追加関税を指示したとの報道が流れたことが上値を重くしている。ただ、為替は1ドル112円台にまで円安となり、ナイトセッションの先物は2万3065円で引けている。週明けのニューヨーク市場の動きを見る必要はあるものの、為替の円安基調が継続すれば、堅調な動きが予想される。
 イベント的には19日に8月の訪日外客数、20日に自民党総裁選の投開票が控える。8月の訪日外客数は台風21号と北海道地震の影響で悪化は確実視されており、織り込み済みであり、9月以降の回復を見極めることになろう。総裁選は安倍首相の3選が規定路線で、関心は21日に予定されている閣僚級による日米貿易協議(FFR)に移りそうだ。因みに7月の対米黒字は前年同月比22.1%減少し、8月の貿易統計は19日に発表が予定されている。直近の対米黒字の減少が、FFRでの交渉にプラスに働くだろうか。




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