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過度な悲観は無用ながら中間選挙とSQ前の動向に注視【記者の視点】
週明け5日の東京市場は反落でのスタートとなりそうだ。週末2日はトランプ大統領が対中貿易協定策の作成を指示したとの報道で後場から急騰、日経平均は556円の大幅な上げ幅となった。ニューヨーク市場の時間帯ではこの内容をカドロー国家経済会議委員長が否定、アップルの決算内容を悲観した売りも影響しNYダウは109.91ドル安で引け、225先物のナイトセッションも250円安の2万1980円で引けている。5日は2万2000円前後でスタートしても、5日の後場は過度な期待で上げ過ぎたことを考慮すれば悲観することはないだろう。イベント的には5日はソフトバンクグループの決算で、6日は米国中間選挙。日本時間では7日の午前中に投開票の動向が判明する模様でそれまでは値の荒い動きがあるかも知れない。週末9日のSQ前も指数の変動が大きくなる傾向があるだけに注視しておきたい。