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米国中間選挙待ち【記者の視点】
週明け5日の東京市場は大幅な反落となったが、先週末の後場は対中貿易協定策の作成という思惑という過度な期待から急騰したことを考慮すれば想定内の下げだろう。ニューヨーク市場ではアップルの決算内容を悲観した売りも影響しており、東京市場でも村田製作所などが売られているが、数(販売台数)より質(利益率)に舵を切ったアップルの戦略が理解されれば早晩落ち着くと見る。明日の米国中間選挙を控えて動き難いといったところだろう。大統領選と同様にトランプ支持層は表に出ないため、事前の票読みはアテにならない。結果がどうであれ、日本時間では7日の午前中に判明する投開票が過ぎればイベント通過でアク抜けとなろう。明日はトヨタの決算が注目される。