米中首脳会談の結果はどう評価されるか?【記者の視点】

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週末のNYダウは199.62ドル高

 週明け6日の東京市場は、堅調スタートも日経平均が6連騰後とあって、利益確定売りの動きも想定したい。週末のニューヨーク市場は米中首脳会談への期待でダウは199.62ドル高となり、週間上昇率では約2年ぶり大きさとなり、225先物のナイトセッションも2万2410円で引けている。

追加関税発動猶予は想定内

 そして、注目の米中首脳会談では、米政権が1月以降の追加関税発動を猶予することで合意したと報じられた。追加関税猶予は想定された内容、休戦に近い合意で、今後も両国は妥協点を見出していくことになるが、これをポジティブ視するか、踏み込んだ合意を期待した向きが悲観するかは週明けの動きで見極めるしない。

11月8日高値抜けにはエネルギー必要

 イベント的には12月6日のOPEC総会。協調減産を図る見通しで、原油価格下落の歯止めとなればポジティブ要因なる。日経平均は11月8日の高値2万2583円43銭を抜ければ2万3000円近くまでの上昇が期待されるが、それなりのエネルギーも必要になる。




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