イハラケミカル工業(4989)が3日続落。一時前日比77円安の1163円まで売られた。8日大引け後に今16年10月期の連結業績予想を売上高で従来予想の527億円から470億円(前期比14.3%増)へ、営業利益で46億円から37億円(同25.0%減)へ下方修正したことが嫌気された。下半期において、為替が当初の想定レートより大きく円高に振れることが見込まれることより、海外向け製品が売上高比率の約7割を占める同社への影響は大きい。
証券市場新聞
イハラケミが3日続落、今16年10月期予想の下方修正を嫌気
