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カプコン(9697)が売り一巡後下げ渋る、収益構造大転換を評価
カプコン(9697)が売り一巡後下げ渋る動き。同社は7日の大引け後に今20年3月期の連結業績予想を発表、売上高は850億円(前期比15.0%減)、営業利益は200億円(同10.2%増)、純利益は140億円(同11.5%増)と2ケタ増益を見込んでいる。
2ケタ減収を見込む要因について大阪取引所での決算発表の席上、野村 謙吉取締役専務執行役員 最高財務責任者(CFO)は「ダウンロード(DL)販売比率が高まることで販売単価が下がるが、半面で利益率は向上する。今期の予想は収益構造が大きく変化することを意味する」と語る。
リピート販売が好調な「モンスターハンター:ワールド」は19年3月期の販売本数の大半がダウンロード販売で、今期は秋の大型拡張コンテンツ投入で更なる販売増を期待。DLでの販売比率は前々期の38%から前期56%から、今期は70%を突破、営業利益で7期連続増益、純利益で3期連続の最高益を狙う方針で攻めの経営は地合い好転時に評価されそうだ。
by 株価チャート「ストチャ」
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