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日経VI急落で平常運転に【記者の視点】
前場は上値の重たさを印象付けたが、上海市場が上げ幅を拡げたことで、東京市場は令和初のプラス引けとなった。中国国家統計局が15日に発表した4月の鉱工業生産は、前年同月比5.4%増と市場予想を下回ったが、これが中国当局による追加経済対策を促す要因になるとして、上海市場が上値追いとなり安心感を誘った。前場は20.0を超えてた日経平均VIは後場になると18.99にまで急落し、ようやく東京市場は平常運転に回帰した印象。米中通商交渉は楽観視できないが、令和初上昇となったことは日本の投資家や市場関係者にとって心理的な面でプラス材料となったことは間違いない。
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