Huawei端末からのGoogle排除は尾を引く?【記者の視点】

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Huawei端末からのGoogle排除は尾を引く?【記者の視点】

 1~3月GDPの前期比0.5%増を当初は好感していたが、その詳細が伝わるとポジティブ感が後退し、上海市場の動きを見て膠着感の強い動きとなった。この日、ネガティブ材料として伝わったのが、「GoogleがHuaweiとの取引を停止する」との報道。以前から懸念されていたとはいえ、HuaweiはGoogleの開発するモバイルOSであるAndroidを自社製スマートフォンに搭載できなくなることに衝撃が走ったが、その後、既存端末では従来通リGoogleサービスを受けれるということで不安感が幾分後退した。
 米中の貿易戦争についてこれまで、一般消費者が実感することはなっただけに、今回の、報道は不安感を拡げる結果になった。今やHuaweiはスマホで世界2位の規模まで成長しただけに、端末自体が事実上、米国以外でも販売できなくなれば、部品を納入する日本企業の影響も懸念される。
 Androidはオープンソースであることから、今後販売される端末でもOSの搭載は可能。既に中国国内ではPlayストアなどGoogle関連サービスの代替機能搭載で販売されているが、中華圏以外でも代替の対策がなされるのか注目される。




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