押し目買いが入るも様子見気分強い【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
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押し目買いが入るも様子見気分強い【記者の視点】

 朝寄りでは日経平均で2万300円トビ台まで売られたが、その後は若干さげ渋って、膠着状態となった。この水準から2万円割れまで売り叩かれたとしてもPBR1倍水準になることから、値頃感から個人による押し目買いが入っているようだ。日銀ETF買いも下支えになっているが、上値を追う動きも限定的で様子見気分が強い。指数構成銘柄ではソフトバンクGやファナックで70円超の押し下げとなっており、総悲観の状態でもない。2月上旬以来の安値水準であることから一旦は反発を期待したいが、買いあがる材料もないだけに戻ったとしても限定的か。 財新/マークイットが発表した5月の中国製造業購買担当者景気指数 (PMI)は50.2で、市場予想の50.0を上回ったものの、関税引き上げ前の前倒しとの見方もあり、予断を許さない。指標面では米国で3日にISM製造業景況指数が発表されることが注目点。昨秋から下落基調が続いており、5月も4月から小幅な改善に留まる予想になっている。弱い経済指標となっても市場で台頭している利下げ観測を後押しすることになり、売り材料にはならないだろう。




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