ハリマ化成1Qは減収ながら営業増益確保

取材メモ|企業取材 証券市場新聞
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ハリマ化成1Qは減収ながら営業増益確保

 ハリマ化成グループ(4410)の20年3月期第1四半期の連結決算は、売上高181億7500万円(前年同期比6.5%減)、営業利益10憶9600万円(同8.8%増)、最終利益8億5800万円(同49.2%減)と減収ながら増益を確保した。
 欧州を中心に主力の印刷インキ用樹脂の販売数量が減少したが、付加価値シフトによる商品構成の変化と製造原価の低減により、収益性が改善した。最終減益は前年同期に子会社の繰延税金資産を追加計上したことで、利益水準がかさ上げされていたため。
 通期は売上高830億円(前期比5.6%増)、営業利益47億円(同0.7%増)、最終利益33億円(同20.1%減)と期初予想を据え置いた。年間配当は38円(前期36円)を予定。

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