スリーエフ(7544)が大幅反落、前年末比32円安の363円まで売り込まれ、4営業日ぶりに上場来安値を更新した。12月30日取引終了後、今16年2月期の連結業績予想を下方修正するとともに、12月下旬に予定していたローソン(2651)との資本業務提携を延期すると発表したことが嫌気されている。
今2月期は前回の売上高188億円を売上高188億円を183億円(前期比12.8%減)に引き下げ、営業利益1億5000万円を9億5000万円の損失(前期3億5300万円の損失)へ赤字転落を予想。たばこ販売の低迷や首都圏での小売市場の競争激
化で、既存店売上高が大きく減少、通期業績予想を見直した。未定としていた期末配当は無配としている。
ローソンとの提携については、引き続き協議していくとしており、今後のスケジュールを含め、公開すべき事項が決まり次第速やかに開示するとしている。
証券市場新聞