記者の視点|企業速報 証券市場新聞

反落でのスタートか?

3連休明けの東京市場は手掛かり材料難のなかで軟調な展開が予想される。12日は中国人民銀行(中央銀行)が人民元の対ドル基準値を1ドル=7.0211元に設定、市場予想よりも元高水準となったことで、為替に絡む米中貿易摩擦の激化懸念が後退、上海市場は高く引けている。ただ、日本、インド、シンガポールなどアジア市場が祝日で休場となるなかで、動意薄で、時間外でのNYダウ先の下落やイタリア政局不安で1ドル105円22銭と円高で推移、ヨーロッパ時間帯のCMEの225先物は2万320円近辺で推移しており、今晩のNY市場に大きな動きがなければ反落でのスタートとなりそうだ。

中国指標とエヌビディア決算に注目

イベント的には14日に中国7月小売売上高、固定資産投資、鉱工業生産の発表が予定されている。そのなかで固定資産投資は、6月に地方政府のインフラ投資を資金面から後押しする政策を打ち出していたことから、その効果が期待されるが、悪い内容だと政府による追加景気対策への期待が高まることになる。決算では15日にエヌビディアが予定されている。落ち込んでいたゲーム用GPUの回復となればハイテク株には見直し材料になる。
お盆休みシーズンで市場参会者は少なくなり、閑散相場の中、先物を通じた仕掛け的な動きには注意したい。




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