日本精線(5659)が反発、第2四半期減収減益も今後の回復に期待感

工業地帯|企業速報 証券市場新聞
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日本精線(5659)が反発、第2四半期減収減益も今後の回復に期待感

 日本精線(5659)が反発。同社は30日の取引終了後、20年3月期の第2四半期累計(4月~9月)の連結決算を発表。売上高で172億300万円(前年同期比13.7%減)、営業利益は7億6000万円(同65.2%減)と減収減益となった。主力のステンレス鋼線部門は、スマホなどIT関連をはじめとする高機能・独自製品が需要減と在庫調整などにより低迷。またステンレス鋼線市場全体の需要動向も減少傾向が続いており、減産を余儀なくされた。加えて金属繊維部門では、ナスロンフィルターはポリエステルフィルム用途がわずかに増収となったものの、化合繊維や高機能樹脂用途などが低調となっているが、株価は今後の回復期待が強いようだ。通期は売上高350億円(前期比9.7%減)、営業利益18億円(同49.4%減)と従来予想を据え置いている。

by 株価チャート「ストチャ」

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