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いよいよIPOラッシュ【記者の視点】
市場予想を大きく上回る11月の米雇用統計とNY高を受けて、朝寄りは2万3544円超にまで上げる場面があったが、その後は戻り待ちの売りに押され上値の重い展開になった。為替についても1ドル108円50銭台から動きはなく、15日に予定されている関税の発動期限までは、米中動向を見極めたいとの見方だろう。
一方、日経ジャスダック平均は高値を更新しており、物色は中小型株にシフトしている感じ。
10日からはALiNKインターネット(7077)とテクノフレックス(3449)を皮切りにIPOラッシュが本格スタートすることから、新興銘柄に資金が向かい易い。特にALiNKインターネットは天気予報専門サイト「tenki.jp」を運営することから、知名度が高く、セカンダリーも賑わえば、個人投資家の物色意欲は高まりそうだ。
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