ソニーは7日ぶり高値、1Q大幅減益も黒字確保し悪材料アク抜け感

企業|企業速報 証券市場新聞

ソニー(6758)が続伸、7日ぶりに年初来高値を更新した。29日引け後に発表した17年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高及び営業収入1兆6131億9900万円(前年同期比10.8%減)、営業利益は561億9200万円(同42.0%減)で着地した。ただ、業績悪化は株価に織り込んでおり、アク抜け感から買いが先行した。
為替の影響やスマートフォン販売台数の大幅な減少で大幅減収減益を余儀なくされたが、プレイステーション4が好調でゲーム分野が大きく伸びた。赤字を予想していた市場コンセンサスを上回り、未定としていた第2四半期末の配当は10円を継続する。
通期は売上高および営業収入を7兆8000億円から7兆4000億円(前期比8.7%減)に引き下げたが、営業利益は3000億円(同2.0%増)を据え置いた。

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