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英中銀の緊急利下げもNY市場注視【記者の視点】
この日は日経平均が1万9974円にまで上げる場面があったが、ダウ先の下げ幅拡大からその後は大引けにかけて値を消す動きになった。トランプ大統領の経済政策に懐疑的な見方が拡がり米国での感染者拡大も売り材料になったが、大引け後の欧州時間帯には英中銀の緊急利下げが発表され、FTSEとDAX指数は上昇し、NYダウ先も下げ渋る場面があった。主要国の中央銀行は緩和スタンス加速化させてはいるが、やはり新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないと売り圧力は弱まらないかもしれない。ナイトセッションの225先物は1万9500円まで戻しており、1万9000円を下値として意識しているが、引き続き今晩のNY市場の動きを注視することになろう。
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