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PER8倍で復配、PBR0.4倍、3Q利益倍増し通期計画超過
日邦産業(9913)は押し目買い方針で対処したい。
産業部材専門商社兼メーカーで、主力の自動車向けはアセアンがユーザーの生産調整の影響を受けたが、国内の巻線関連部品の受注が堅調、電子部品向けも高機能材料が減少したものの、燃料電池関連部材が伸びている。20年3月期は償却負担軽減効果も大きく、第3四半期累計で連結経常利益8億6700万円(前年同期比2.0倍)で着地。新型コロナウイルスによる影響を読み切れないとして通期は8億5000万円(前期比87.9%増)と従来予想を据え置いたが、すでに3Qで計画をクリアした。
現予想でPERは7倍台の低水準で、収益急拡大に伴い期末10円への復配も予定している。PBRは0.3倍と資産価値を大きく割り込んでおり、リバウンド妙味は大きい。
by 株価チャート「ストチャ」
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