テルモ(4543)が反発、人工心肺装置生産倍増報道を材料視

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テルモ(4543)が反発、人工心肺装置生産倍増報道を材料視

 テルモ(4543)が反発。1日付の日本経済新聞が「新型コロナウイルスの感染者が増え、肺炎の治療向けの人工心肺装置(ECMO)の需要も高まるなか、国内最大手のテルモが生産量を現在の倍以上に増やす」と報じたことが材料視された。同2位の泉工医科工業も増産を決めた。国内の医療機関に設置されているECMO装置は2月時点で約1400台だが、今後不足するリスクがある。政府はすでにECMOの増産に補助金を出すことを決めており、企業もフル操業で対応するとしており、早期収益貢献を期待した買いが向かった。

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