デンカ(4061)が急反発、「アビガン錠」原料のマロン酸ジエチル供給を好感

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デンカ(4061)が急反発、「アビガン錠」原料のマロン酸ジエチル供給を好感

 デンカ(4061)が急反発。同社は2日の取引終了後、日本政府の要請を受け、新型コロナウイルス感染症の患者を対象とした富士フイルム富山化学が開発した抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠」の原料となるマロン酸ジエチルを供給することを発表した。同社青海工場(新潟県糸魚川市)で、5月から生産を開始する予定。マロン酸ジエチルは、合成香料・農薬・医薬品などの原料として使用される有機化合物で、「アビガン」の原料となる。同社は国内唯一のマロン酸ジエチルメーカーであり、またその原料となるモノクロル酢酸も国内で唯一、関連会社のデナックが生産している。

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