住友精化(4008)が急反発、一時前日比76円高の689円まで買われている。3日大引け後に発表した今17年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算で売上高252億5000万円(前年同期比19.8%増)、営業利益30億900万円(同98.6%増)と大幅増収増益を計上したことが刺激材料となった。化学品は円高が利益を圧迫しているが吸水性樹脂は東南アジアや中国等の新興国向けの販売が拡大している。 通期業績は売上高940億円(前期比8.0%増)、営業利益80億円(同8.0%増)と従来見通し変えていないが、進捗状況から上ブレ期待が高まりそうだ。
証券市場新聞