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他の主力株の出遅れ修正に期待【記者の視点】
この日は後場から強含む展開になった。前日は主要ＥＴＦの決算集中日の第１弾を迎え分配金支払いに伴う換金売りが懸念されていたが、想定されたほどの下げになっていないかったうえ、明日のＳＱ前にしたロールオーバーも一巡したことで先物での不安も後退。指数構成銘柄ではソフトバンクグループが強い動きになっていたところに、ＴＯＢでファミリーマートがストップ高となり、後場からの日銀ＥＴＦ買い観測が強含む一因になった。日経平均はもみ合いのゾーンを抜けていないが２５日線を回復したことで下ブレ懸念は後退した。
個別ではソフトバンクグループや東エレクが高値圏で頑強な動きだが、ソニーなど出遅れ的な主力も後場から買われている。トヨタ（７２０３）やＮＴＴドコモ（９４７３）などを含めて、他の主力株の出遅れ修正が進むことに期待したい。
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