トランプ演説に関心【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
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閑散で見送り気分が強い

 8月第3週の東京市場はニューヨークダウの上値が重くなるなかで、20日には日経平均で2万3000円割れとなり、やや軟調な動きとなった。第1四半期決算発表が一巡して買い材料に乏しいなかで、14日に2万3338円79銭を付けた後は利益確定売りに押される展開。東証1部の売買代金は節目の2兆円割れが続いており、どちらかといえば閑散で見送り気分が強い状況になっている。

ナスダックとS&Pは最高値

 セクタ―別ではアドバンテスト(6857)を筆頭に半導体など電子部品の下げが20日には目立っていた。米商務省がファーウェイへの禁輸を強化し半導体の調達を完全遮断したことで、日本企業のみならず韓国の電子部品大手も値を崩す動きとなっている。ただ、米中両政府は次官級協議の対面交渉を7月末以来、約2カ月ぶりに再開しており、米中対立への懸念は幾分か後退した。21日のニューヨーク市場は2指標揃って上昇、ナスダックとS&Pは最高値を更新している。ナイトセッションの225先物は2万2900円で引けており、週明けの東京市場は小動きでのスタートが予想されるが、ナスダックの動きからマザーズ市場は活況な動きが続きそうだ。
 

共和党の党大会

 イベント的には24日から共和党の党大会が開催され、27日にはトランプ大統領による大統領候補の指名受諾演説が予定されている。現状ではバイデン民主党候補に比べて劣勢に立たされていることから、起死回生を図るべく、経済対策を含めて何らかの発言があれば、マーケットに影響を及ぼすかも知れない。米国ではベストバイなど小売セクターの決算発表が予定されているが、国内では27日のリクルートHDの決算発表以外は目立ったイベントはない。手掛かり材料難の中で、東証マザーズを中心に値動きの良い中小型の個別物色となりそうだ。

インターファクトリーもロケットスタートか?

 注目されていた20日公開のニューラルポケット(4056)は2日連続で値付かずとなり、初値形成後の落ち着き処を待ちたい。25日公開のインターファクトリー(4057)もクラウド型ECプラットフォーム構築の業態からロケットスタートが予想される。




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