ニューヨーク市場でナスダックとS&P500が最高値を更新したにも関わらずこの日の東京市場は各指標とも上値の重い動きとなった。
米カンザスシティー連銀主催の国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でパウエルFRB議長の会見が予定されていることから発言内容次第では為替とともに急変への警戒があるうえ、国内要因としては安倍晋三首相が28日に記者会見を開くことも不透明要因になっているようだ。続投に意欲を示しても健康不安が拭いきれないうえ、辞任しても決定的な後継者不足であり、政権不安なら外人買いが見込めないという発想だ。
個別では材料がでたオーミケンシ(3111)を含めて底値圏から急伸する銘柄が散見された。出遅れ物色が継続するのか、月替わりから新たな物色の流れが見えるのか注視したい。
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