目次
悪役になったソフトバンクG
この日は前場では一時プラス圏に浮上したものの、その後は小安い動きで終始した。日経平均構成銘柄で悪役になったのはソフトバンクグループ(9984)の急落。一部の報道で、米ハイテク株のデリバティブ取引で含み益を得ていると報じられたことが材料だが、先週あたりからナスダックを中心にハイテクの下落がキツイことから、先行き損失を出すとの過剰な不安が急落を助長しているように思える。
秋は幾多の暴落が発生
そのニューヨーク市場は3連休で7日は休場となることから、手掛かり材料難から明日は小動きに終始する可能性が高い。4日はナスダック指数は1万877.02ポイントまで急落したのちに急速に戻したことから、連休明けは反発する可能性は高く、その場合はソフトバンクやハイテクなどは買い戻しの動きも想定される。ただ、9~10月はリーマンショックなど過去、幾多の暴落が発生しているうえ、前回の大統領選挙でも予想外のトランプ大統領誕生で急落した経緯がある。波乱の秋相場は身構えて行動したい。
コメント