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バイデン勝利を期待する動き
10月第2週の東京市場はマザーズ指数の高値更新が続く一方で、日経平均も9日に2万3700円台に乗せて1月17日の年初来高値2万4115円95銭突破が視野に入ってきた。先週はトランプ大統領のコロナ感染でリスク回避の動きになったが、今週はトランプ大統領が想定外の回復を見せてホワイトハウスの職務に復帰したことで買い戻しの動きになった。第1回の大統領候補TV討論会後はバイデン氏がトランプ大統領に対して支持率を拡げたが、日本時間10時からの米副大統領候補のTV討論会でも幅広い分野で攻めたハリス上院議員に対してペンス副大統領が防戦に回る内容を受けて、マーケットはバイデン勝利を期待する動きとなり日米とも上値追いとなった。
第2回の米大統領候補TV討論会は中止
今週は13日に中国9月貿易収支、14日にG20財務省・中央銀行総裁会合、15日の第2回の米大統領候補TV討論会は中止となり、16日に米9月小売売上高の発表が予定される。本来なら第2回の米大統領候補TV討論会が最大の注目イベントだが、オンライン討論となることでトランプ大統領は参加を拒否した。支持率回復を狙ってトランプ大統領が予期せぬ行動にでる可能性もあり、その場合は指数の動きが上下に大きくブレる可能もあろう。
5G対応の新型iphone?
米国時間13日午前10時(日本時間14日午前2時)からアップルのイベントが開催される。今回は5G対応の新型iphone発表が有力視されており、その場合は村田製作所(6981)などの電子部品やアンリツ(6754)などの5G関連に注目。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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