日経平均は一時100円幅超に下げ幅を拡げたが、その後は時間外でのNYダウ先のプラスとともに若干下げ幅を縮小させ、後場は膠着状態になった。トランプ大統領が想定外の回復を見せたものの、注目されていた第2回の米大統領候補TV討論会がトランプ大統領の拒否により中止、追加の経済対策も大統領選後が報じられたことで、売り急ぐことはないものの、上値追えないとの見方が拡がったようだ。
個別では注目された安川電機が急反落した。株価は前日まで5日続伸し、1月に付けた年初来高値に接近するなど先行して上昇しており、利益確定売りが優勢の展開。受注高の減少傾向や減配が買いを手控えさせており、今後本格化する3月期決算企業の第2四半期前に1部の主力は買いにくい連想も働く。
そのような中でこの日もマザーズ指数は高値を更新した。ソフトマックスのように大きな押し目をいれずに高値更新する銘柄も多く、値動きの良い小型が買われる展開が続いている。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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