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暗いムードから一変
先週末までの暗いムードから一変してこの日の東京市場は強含みの展開となった。先週末のニューヨーク市場ではナスダック指数は下落しており、全般的には上値の重いイメージがあったが、その後、追加経済対策前向き発言があったことに加えて、この日の中国の経済指標が良かったことも追い風になった。
アント上場でソフトバンクG
指数構成銘柄ではソフトバンクGの高値が貢献した。この日、中国証券監督管理委員会(CSRC)が、アリババ・グループ傘下の金融会社アント・グループの香港上場計画を承認したことが材料視された。アリババ・グループの資産価値があればアリババ株を保有している同社も恩恵を享受するとの期待が膨らんだようだ。
エンタメ産業には久々に明るい材料
それ以外では『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が空前の好スタートを切ったことでジーンズメイトやSKジャパンなど関連銘柄が急騰したことが印象的。新型コロナ感染拡大以降、映画館に多くの来場者を集めるのは不可能だっただけに、エンタメ産業には久々に明るい材料になった。他のサービス業にも明るい材料になろう。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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