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利益確定売りに押される
米モデルナがコロナワクチンの最終治験において、94.5%の有効性を得られたと発表、先に発表したファイザーに続く好内容を受けて、ダメ出しの買いとなりNYダウは3万円に迫る動きになった。東京市場はナイトセッションの先物で付けた2万6000円に乗せると利益確定売りに押されマイナスに沈む場面があったが、後場から戻し続伸となった。押せば買い物が入るものの、売買代金は減少傾向にあり、さすがに高値警戒感を持つ投資が増えており、指数的には一旦は上値が重くなる可能性があろう。
負け組と見られていた銘柄が買われる
主力ではファーストリテが高値を更新する一方、ソニーやエムスリーなどは上値が重くなってきた。半面、JALやANAの空運や三菱重工などこれまで負け組と見られていた銘柄が買われる展開。主力銘柄の中でも出遅れを探す動きだが、これらが更に戻す動きになるかは判断が難しい。基本は外人好みの銘柄を買う流れと見るが、上値が重くなって揉み合いとなれば、物色の流れを見極めても良さそうだ。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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