インパクト与えたイエレン人事【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
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GSA認定でリスクオン

連休明けの東京市場は大幅反発に日経平均では2万6261円78銭まで買われる場面があり、高値を更新した。新型コロナワクチンへの認可期待に加えてバイデン氏が今年の大統領選挙の勝者と思われると米一般調達局(GSA)が認定したことがリスクオン状態に拍車をかけた。

バイデン氏は政権移行準備を進めやすくなる

GSAの認定によりバイデン氏は政権移行準備を進めやすくなるが、そのような状況下で米次期財務長官に米連邦準備理事会(FRB)のイエレン前議長を充てる人事が有力と伝わったことがインパクトとなった。日本でも知名度が高いイエレンが就任することでFRBと政府がより連携して新型コロナに対処できるとの期待が高まったようだ。

CMEの上昇を見て慌てて買い戻し

連休前にポジションを閉じた投資家が、連休中のCMEの上昇を見て慌てて買い戻しの動きにでた。個別ではファーストリテが出直る動きになり、東エレクが高値を更新、一方で公募増資への懸念からANAが売られる動きになり、個別では優劣が明確になっている。
先週末までの調整が結果的に押し目買いの好機になった。個人投資家にとっては高値警戒感を持つ向きが多いが、明確な売り材料が出るまでは、流れに乗るしかないもかも知れない。

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