指数より個別物色【225先物「ハチロク」の裏話】

ハチロク225先物OP|証券市場新聞
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2週連続で週足陰線

先週の日経平均は前週末比約98円安となり2週連続で週足陰線となった。週初はコロナウィルスワクチン接種開始の期待から買われ月曜日には高値2万6894円25銭と2万7000円台に迫る勢いであったが高値を取りに行くと利食い売りに押されて失速した。
しかし、2万6500円を割ってくると買いが入るという底堅さを見せた週でもあった。結局、12月SQ値は2万6713円47銭で決まりその後も一旦は上昇したので「幻のSQ」とはならなかったが方向感に乏しい展開であった。

「日経平均リンク債」の早期償還

今少し話題になっているのが「日経平均リンク債」の早期償還である。リンク債の残高は約9000億円あるがこの株高で大半が早期償還を迎えているようだ。

さらに約4500億円が早期償還

既に償還されているのが約2000億円で今後さらに約4500億円が早期償還を迎えるという。通常この手の商品は同じ商品に乗り換えすることが多いのだが株価急上昇の状態のため乗り換えで同様の商品を購入する投資家は少ないらしい。現に投資資金の待機場所であるMRF(マネーリザーブファンド)の残高は10日時点で約13兆2000億円と10月末から7000億円増加している。

企業業績の裏付けがなければ買いにくい

約3兆円の中間配当金や約4兆円のNTTドコモ売却代金など個人投資家の買い余力は十分あるがこの水準で買うにはやはり企業業績の裏付けがなければ買いにくいということであろう。
先週はECB理事会で追加の金融緩和策が出たがその後に売られる状況であった。今週は15日、16日に米FOMCが開催されるが期待が大きい分出尽くしになる可能性もあるため上値は重たそうである。

「騙しの一本陽線」の場合は調整が長引く

国内においてはIPOラッシュに入るのでやはり指数よりも中小型株の選別物色となろう。
日経平均では2万6200円から2万7000円のレンジで推移すると予想する。新値三本足が陽転し1本陽線が出ている。陰転値は週末時点で2万6467円08銭であるが「騙しの一本陽線」の場合は調整が長引く可能性もあるので注意したい。

(ハチロク)

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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