今年はセル・イン・メイにはならない?【225先物「ハチロク」の裏話】

ハチロク225先物OP|証券市場新聞
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連休前のヘッジの買戻し

先週の日経平均は前週比末約545円高と5週間ぶりに反発した。立ち合いは2日間であったが連休前のヘッジの買戻しが入ったようである。
「大型連休後の週は上昇する」とのアノマリー通りの展開となった。アノマリーと言えば5月は「セル・イン・メイ(5月に売れ)」が有名である。

5月は過去10年間で5勝5敗

検証してみると過去10年間は5勝5敗であり取引所開設以来では36勝35敗とはぼ互角のようである。決算発表を迎えるこの時期はポートフォリオの入れ替えで指数的には大きく動かないということかもしれない。決算発表を見ていても今期の会社計画は保守的な数字だと思われる。新型コロナウィルスの影響で先が見通しづらいということがある。

会社側のコンセンサスは非常に保守的

しかし、過去の統計を見ると決算発表直前の市場のコンセンサス予想を会社側の計画が3%以上下回り、かつ最終的な決算の結果がコンセンサスを3%以上上回った場合相場の転機は5月下旬になっていたということだ。過去、14年度、15年度、17年度の3回はこれに当てはまるらしい。今回も、会社側のコンセンサスは非常に保守的なためこのケースに当てはまるのかもしれない。ワクチン接種率の増加とともに株価が上昇する可能性は大きいと思われる。

3万円抜けにはワクチン接種率の急激な増加必要

チャート的には25日移動平均線(29410円処)で一旦止まっている形である。この水準は13週移動平均線(2万9427円処)も位置し意識される抵抗ラインである。
また、一目均衡表の雲の上限(2万9414円処)でもあるため明確に抜いてくれば上昇に弾みが付こう。その際には3月18日の戻り高値を基準にした上値抵抗ライン(2万9750円処)が意識されよう。
その上は2月16日の高値を起点とした抵抗ラインが3万円処に位置するがこれを抜けてくるにはワクチン接種率の急激な増加などの材料が必要になってくると思われる。

値固めの動きを想定

一方、25日移動平均線で跳ね返された場合の下値は2万9000円処。2万8300円処で底は確認されたと思われるので2万9000円割れには押し目買いが入りそうで29000円前後での値固めの動きを想定する。
5月限SQ週である今週は決算発表の佳境を迎えるので指数よりも個別物色の展開となりそうである。相場レンジは2万8900円から2万9800円を予想する。

(ハチロク)

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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