225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

1万6600円で上下500円幅の動き継続か?

 

注目の日銀金融政策決定会合では「長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)」を取り入れ、長期金利について「ゼロ%程度」を目標に国債を買い入れる枠組みを導入した。また、消費者物価指数の実績値が2%を超えるまでマネタリーベースの拡大を継続するとし、政策的には「量から金利へ」変更された感じがする。
一方、株式に関しては今までのETF購入に対し購入比率を日経225型ETFからTOPIX型ETFの比率を上げる方針とした。
具体的には、現行TOPIX型は42%、日経225型53%、JPX、日経400型に4%からそれぞれ70%、28%、2%と変更になり10月3日より実施される。現実的には225型の購入が多すぎて225型ETFの組成が難しくなってきておりTOPIX型に変更しなければならなかったようである。
これらの発表により銀行株や保険株が上昇したが結局は「幅を広げて更に買い支えをしますよ」、「だから上値は誰か買ってね」と言っているようなものだ。
思惑で品薄株の上昇は期待できても全体としてはますます「官制相場」の膠着感が強まり動きのない展開となろう。
やはり、今後しばらく今年の平均売買価格帯1万6600円の上下500円幅の動きは続きそうである。(ハチロク)

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