動きずらい選挙前【225先物「ハチロク」の裏話】

ハチロク225先物OP|証券市場新聞
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上値抵抗ラインで止まった形

先週の日経平均は前週末比約263円安と週足陰線となった。
先々週の戻りの勢いから見ると上昇維持を期待したが2万9500円処に位置する9月14日の高値(3万0795円78銭)からの上値抵抗ラインで止まった形となった。

チャート也の動き

その後は中国恒大集団の破綻懸念再燃により下落したが14日~15日の窓(2万8576円68銭~2万8726円22銭)を埋めた後切り返しておりチャート也の動きとなっている感じはする。

75日移動平均線サポートライン

下値として75日移動平均線(2万8535円処)がサポートラインとして機能しそうだがこの水準は衆議院解散日の終値近辺でもあり選挙のアノマリーを試すうえでも重要な水準といえよう。

郵政換金売りで上値は重たい

今週は日本郵政株の第三次売り出し価格の決定がある。約7000億円ともいわれる大型売り出しのため価格決定後は購入のための換金売りが出ると思われ上値は重たくなりそうである。

自民党の大敗も

自民党の大敗も予想される今回の選挙だけに31日の開票日までは積極的には動きづらく今週は本格化する第3四半期の決算発表による企業の個別物色が主流となりそうである。

積極的な買い手不在

チャート的には下落する5日線(2万9002円処)、25日線(2万9031円処)に上値を抑えられている形である。RSIは54.4%と中立圏でストキャスティクスの%Dも43%と売られすぎ感もない。
しかし、積極的な買い手不在で上値の重い展開となろう。今週は2万8500円~2万9100円の方向感のない相場を想定するが仕掛け的な売りが入ってくれば2万8000円を試す展開になると思われる。

(ハチロク)

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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