民主主義対専制主義【225先物「ハチロク」の裏話】

ハチロク225先物OP|証券市場新聞
目次

ウクライナ情勢でアルゴは大きく反応する

先週の日経平均は前週末比約822円安と4週連続週足陰線となった。
ロシアによるウクライナ攻撃が一向に留まる気配が見れず停戦協議も形だけでプーチン大統領は全世界を敵にしてもウクライナを手に入れるつもりであろう。
攻撃が激しくなるにつれて世界各国のロシアに対する経済制裁は強くなるがロシアもそれに反発して法律を変え国際基準を無視するようになってきた。

民主主義が通用しない専制政治の怖さ

そうなればグローバルに運用しているファンドはロシア外しを当然するが取引所の取引を中止し海外からの売りを受けずロシアから撤退する企業の資産を没収するなどやりたい放題である。
民主主義が通用しない専制政治の怖さを投資家は体感しておりその次なる懸念を中国に抱き始めている。中国からも投資資金の引き上げが活発化してきており投資マネーは萎縮してきている。

グローバル運用の構成が大きく変わる

ウクライナ問題が落としどころ見出して解決したとしても今回の件で民主主義国家と専制主義国家の溝は大きいと改めて大きいと認識されたであろうし分裂は決定的であろう。
グローバル運用の構成が大きく変わると思われるがそれが落ち着くまでは本格的な戻りは期待できず上値の重い展開となろう。

先物主導で大きく乱高下

今週は15日-16日の米FOMCが行われるが市場は0.25%の利上げで織り込み済みである。それよりはやはりウクライナ情勢でアルゴは大きく反応すると思われる。
3月のSQ値は2万5457円94銭に決まり「幻のSQ値」となっていないが今週も薄商いの中、先物主導で大きく乱高下しそうである。

今週のレンジは?

上値は転換線(2万5848円処)、節目の2万6000円。一方、下値は2020年11月第2週目の窓埋め(2万4389円)。今は海外マーケットと完全に連動しており海外先物を横目にトレンドに超短期張りで乗っていきたい。
今週のレンジは2万4300円~2万6000円を予想する。

(ハチロク)

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄

限定銘柄情報が満載!「株式市場新聞 公式メールマガジン」

購読会員限定コンテンツ

Pocket

ハチロク225先物OP|証券市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次