情報戦で先手先手打つ米国【225先物「ハチロク」の裏話】

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5週ぶりの週足陽線

先週の日経平均は前週末比約1665円高と5週ぶりの週足陽線となった。
ウクライナ情勢で停戦協議が進展する可能性が高くなったことや16日の米FOMCが事前のマーケットの予想通りの結果だったため市場の過度の不安心理が後退した。
また、懸念されていたロシア債のデフォルト懸念も利払いが履行されたことで一旦はプラスに働いたようだ。

海外勢が一気に買戻し

侵攻前の2月10日の戻り高値(2万7880円70銭)から3月9日の安値(2万4681円74銭)まで1カ月で約3198円下落したがこの2週間で下げ幅の三分の二以上の約2146円を戻した形となった。
前週まで海外勢が大幅に現物株を売り越していたが先週は一気に買戻しが入った形である。

「赤三兵」となり強い相場を示唆

チャート上では25日移動平均線(2万6282円処)を上回って更に16日に付けた窓を埋めて(2万6824円94銭)きたので更なる上昇が期待できる形となってきた。
直近の4日間は4本連続陽線、しかもザラ場高値と安値が連日で前日の価格を上回る「赤三兵」となり強い相場を示唆している。

上値余地はある

テクニカル的にもRSIは53%と中立圏で上値余地はあると思われる。
更に需給的にも3月期末の権利取りの買いも期待できよう。日経225で配当分は約230円程度だがその再配分は約1兆円あると見られており先取買いも期待できよう。
上値メドは一目均衡表の雲の下限(2万7464円処)、この水準は75日移動平均線(2万7494円処)も位置するため売りが出やすい水準であろう。その上は雲の上限(2万7716円処)があげられよう。

世界の警察健在

一方、下値は節目の2万6500円、25日移動平均線(2万6282円処)や16日に付けた窓埋め(2万5824円94銭)があげられよう。
ウクライナ問題に対し米国はロシアや中国よりも情報を先手先手で発信し操作し上手に抑え込めている感はある。「世界の警察健在」ってとこであろう。

先物主導でボラティリティの高い展開へ

一旦は過度の警戒感が後退し株価は上昇しているが世界的なインフレ懸念は継続しており戻り一巡後は再び調整局面になると思われる。
今週立ち合いは4日間であるが先物主導でボラティリティの高い展開は続こう。

(ハチロク)

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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