ヒンデンブルクの予兆、再び点灯【225先物「ハチロク」の裏話】

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円安が株価に与える影響は?

先週の日経平均は前週末比約107円高と週足で3週ぶりに陽線となった。
週初は米長期金利の上昇で大幅に売られたが週後半に円安が進むと株価は戻した。
円安が株価に与える影響は専門家でも見方が分かれている。

運用者でも影響を見極め予ねている

QUICKの株式月次調査4月分によると「輸出企業中心に企業業績を押し上げプラスに働く」が30%、「内需企業中心に企業業績を押し下げマイナスに働く」が27%、「プラス面とマイナス面が作用し影響は小さい」が31%である。
証券会社と機関投資家への調査だが運用者でも影響を見極め予ねているのが現状のようだ。

日本企業全体としてはマイナスに作用

筆者は今回の円安は米国やEUが金利引き締めに舵を取っているにも関わらずに日銀は現状維持と方針を決めており円安傾向は続くと思われこのトレンドの変化は日本企業全体としてはマイナスに作用すると考えている。
最近の株価の動きは円安と関連しているように見えるがウクライナ問題で売り過ぎたポジションの買戻しと思われリバランスの域を超えないと考える。

円建てNYダウ投資の方が妙味

今後、政府や日銀が円安への対応を放置しておくと130円台が見えてきて円売りに拍車がかかる可能性もある。
ウクライナ問題の長期化が予想される中、資源価格の高騰は続いており急激な円安は日本企業にとってマイナス要素の方が多い。
中期投資であれば日経平均よりも円建てNYダウ投資の方が妙味はありそうである。

約2か月ぶりに点灯

その米国市場であるが相場の急落を予言する「ヒンデンブルクの予兆」と呼ばれる警戒サインが約2か月ぶりに点灯した。
「NYSE総合指数が50日前を上回る」や「52週高値・安値の更新銘柄数がともに当日の値上がり銘柄と値下がり銘柄数の合計の2.2%以上になる」など4条件を満たすと点灯する。

5月のFOMC前に波乱含み?

点灯すると1か月以内に株価が急落するという。点灯すると必ず下がるというものではないが急落した時を見ると必ずこのサインが点灯しているということだ。
5月のFOMCでは0.5%の利上げが織り込まれていると思うがその前後で波乱含みの相場になる可能性があることに注意したい。

先物主導で乱高下も

今週の相場は本格的な決算発表を控え方向感の無い展開を想定する。売買代金も低迷しており先物主導で乱高下しそうである。
チャート的には三角持ち合いの形になってきており上値は2万7500円、下値は2万6500円を想定する。

(ハチロク)

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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