日銀金融政策決定会合に注目【225先物「ハチロク」の裏話】

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2週連続陽線だが・・・

先週の日経平均は前週末比約12円高と辛うじて2週連続陽線となった。
週初より米国市場の下落を受けて売り先行で始まった日でも昼から戻すパターンを繰り返して下値切り上げ型で上昇していたが金曜日にはその積み上げた上昇分を吐き出す形で下落した。

一気に130円台も

下落要因としてはパウエル7FRB議長が5月のFOMCで0.5%の利上げを実施する可能性を示唆したことだが相変わらず日経平均は下がるときは振れ幅が米国に比べて大きい。
129円台にまで下落した円相場は上昇ピッチの速さから130円台目前で調整しているが27日~28日に開かれる日銀金融政策決定会合で何も発言がなければ一気に130円台に突入してこよう。

年間で40万円以上の負担増

あるシンクタンクの試算では1円の円安で平均的な家庭では年間で4万円の負担増になるという。すでに昨年よりは10円以上円安でありこのまま推移すれば年間で40万円以上の負担増となるということだ。
100円ショップに行っても100円均一ではなく200円、300円の商品が目立つようになってきた。仕入れの競争力も欧米や中国に比べ劣ってきているようだ。

今回の円安は経済的弱者を確実に追い詰める

ウクライナ問題は長期化しそうだし当面資源価格の高値推移は続くと思われる。20年以上デフレに慣れてきた日本人は一時的なことだと高を括っているかもしれない。だが、今回の円安は経済的弱者を確実に追い詰めており国全体としてもデメリットの方が大きい。せめて「失われた30年」ですむよう取り返しがつかなくなる前に官民一体となって小手先でない、それこそ「持続可能な」政策をとってもらいたい。

突っ込み買いの戻り売り

今週は金曜日が休日の為4日立ち合いとなる。今週の注目ポイントはやはり28日の日銀金融政策決定会合の結果であろう。
日経平均は電機株や自動車株など円安メリットを受けやすい企業の構成比率が高い為、TOPIXよりも円安で指数が上昇するケースは多いが円安でも反応しなくなったときは要注意である。
大型連休を控えた週となる為上値の重い展開になると思われる。相場のレンジは2万6400円~2万7500円を想定。「突っ込み買いの戻り売り」で対応したい。

(ハチロク)

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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