今週は戻りを試す【225先物「ハチロク」の裏話】

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2週間ぶりの陽線

先週の日経平均は前週末比約528円高となり2週間ぶりに陽線となった。
月曜日は前週の余韻もあり下値を試す展開となったが5月12日の安値(2万5688円11銭)を割り込み2万5500円に近づくと買いが入り下げ止まった。

急落を仕掛けたのは?

前週の急落を仕掛けたのはヘッジファンドである。
ゴールドマンサックスによると6月第3週は昨年9月以来の速いペースで日本株を売却したという。
理由は世界各国が利上げに転じる中、日本も今回の日銀金融政策決定会合で金融緩和策を変更するかもしれないと判断したという。
もし、緩和策に変更があれば金利は上昇し株安が進むとの思惑があったようだ。

海外投資家は21年9月以来の大幅売り越し

それを裏付けるように東証が23日発表した6月第3週の投資部門別売買動向を見ると海外投資家は現物と先物合わせて1兆7160億円の売り越しと21年9月以来の大幅売り越しとなった。

売りに買い向かったのが個人

その売りに買い向かったのが個人投資家である。この期間の個人投資家の買い越し額は現物と先物合わせて1兆円を越え比較可能な14年3月以降最大の買い越しとなった。
この手の個人投資家は短期売買が主流ではあるが急落をチャンスと捉え果敢に相場に参戦する個人投資家が増加してきていることは日本の金融市場が成長してきていることと思われ嬉しいことである。

日本株の保有がほとんどない

ゴールドマンサックスによるとヘッジファンドの全取引残高における日本株保有率は2019年の10%を頂点に現在は2%程度になっており日本株の保有がほとんどない状況になっているようだ。
つまり、世界全体が下落したとしても残高の少ない日本株は影響が少なくなる可能性が高いということだ。

急落したときは買いのチャンス

そう考えれば米国市場の動揺で相場が急落したときは買いのチャンスであるとも捉えられる。世界的な金融引き締めは始まったばかりでありこれからも乱高下はするとは思われるがリバウンド相場には乗っていきたい。

25日移動平均線を試す展開

今週は戻りを試す展開を想定する。チャート的には5日線(2万6166円処)が上向き25日移動平均線(2万6977円処)を試す展開を期待される。
一目均衡表の転換線(2万6234円処)を明確に抜けてきており重なる雲の下限(2万6503円処)と上限(2万6510円)を抜けてくると横ばいの基準線(2万6955円処)が意識されよう。
この水準は下落過程で付けた窓(2万6948円22銭)があり上値の抵抗ラインとなってこよう。

今週のレンジは?

一方、下値は5日線(2万6166円)、節目の26000円が意識されよう。この急落の下げ幅は約2869円。38.2%戻しで2万6615円、半値戻しで2万6954円。2万7000円に近づくと売り圧力は強まると思われる。
今週のレンジは2万5900円から2万7000円を想定する。

(ハチロク)

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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