大局は6月CPIに左右される【225先物「ハチロク」の裏話】

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安倍元首相銃撃で値を消す

先週の日経平均は前週末比約581円高と反発した。
金曜日には一時、25日線(2万6723円処)を上回る状況であったが昼に「安倍元首相が選挙応援中に撃たれる」の一報で株価は値を消した。

過信が今回の事件を引き起こした?

世界に比べて安全と言われている日本で元首相が狙われ死去するなんて誰が想像できただろうか。欧米と違って銃規制が厳しく要人には常に複数のSPがついており殺害されるなんて思ってもいなかった。
でも、そういう過信が今回の事件を引き起こしたのかもしれない。安倍元首相は「アベノミクス」と言われる造語が定着するほど今日の日本経済の成長に大きく貢献された首相である。
持病により首相の座を降りられたがまさかこんな形で亡くなるなんて大変残念である。心よりご冥福をお祈りいたします。

「選挙は買い」だった

先週の相場は連日下値を切り上げる強い展開であった。週末に出ると言われてたETFの換金売りを狙った先回り売りも踏み上げるほどの強さを示し25日移動平均線や13週移動平均線を一時上回った。
欧米の株価が伸び悩む中での上昇はまさに「選挙は買い」といった感じであった。

ご祝儀相場があってもその先は?

執筆時点では参院選の選挙結果はわからないが安倍元首相の事件を受けて自民党大勝であれば祝儀相場も期待できる可能性は高い。
ただ、大局は今週13日に発表される米6月消費者物価指数(CPI)に大きく左右されるだろう。

物価上昇率低下の兆しなら意外高も

5月の前年同月比8.6%に対し6月は8.8%の上昇との強い数字も予想されているが物価上昇率の低下の兆しが出るようであれば以外高も十分期待できる。
今年はこの指数発表で相場が乱高下するケースが多いため要注目である。
チャート的には一目均衡表の転換線(2万6452円処)上回ってきて雲の下限(2万7013円処)を目指す展開となっている。

2万7000円台に乗せてくればやはり戻り

5日移動平均線(2万6339円処)も上向き下値抵抗線として機能してきそうである。6月28日の戻り高値(2万7062円)を目指す展開が期待できる局面であるが2万7000円台に乗せてくればやはり戻り売りも多そうだ。

CPIの結果次第では再び大きく売られる可能性も

相場レンジとしては2万6000円から2万7100円を想定するがCPIの結果次第では再び大きく売られる可能性もあり要注意である。

 

(ハチロク)

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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