次の懸念は米国の景気後退【225先物「ハチロク」の裏話】

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2万8000円台になると売り圧力も

先週の日経平均は前週末比約113円安と4週ぶりに反落した。
前週まで3週連続上昇だったため、警戒感もあったが小反落の展開には底堅さも感じられた。
だが、2万8000円台になると売り圧力も強まり上値も重たかった。

円高が加速したが・・・

注目された7月FOMCは大方の市場の予想通り0.75%の利上げとなり大きな混乱はなかった。
金曜日には米国長期金利の下落から円高が加速、1週間で約6円の円高と大きく動いたが円安でもそれほど株は買われていなかったので大きな下落要因とはなっていない。
8月には米FOMCがなく次回は9月20日~21日であるため更なる金利上昇懸念は一旦はピークアウトしたとの市場の捉え方だが今度は米国の景気後退懸念が台頭してきそうである。

米7月雇用統計発表後の動きに注目

そのうえでも8月5日に発表される米7月雇用統計発表後の株価の動きに注目したい。
つまり、景気悪化の指標が出た場合これまで通りに株価が好反応を示すかどうか出る。
株価の動きの解説はすべて後講釈である。その時の反応がすべてであり重要な指標発表後の株価の動きで流れが大きく変わることがある。
従来通りインフレ抑制に反応するのか、景気後退に懸念を示すのか見極めていきたい。

ドル建て日経平均では?

今週の相場はもみ合い相場を想定する。
ドル建て日経平均は円高の影響もあり208.93ポイントと今週は大きく反発した。
しかし、21年9月を起点とする上値トレンドラインに丁度当たっており利食い売りも出やすい状況である。
円建てベースではこのトレンドラインは抜けてきているがドル建て日経平均で明確に抜けてくるには更なる円高が必要になってこよう。

今週は個別物色の展開

今週から4月-6月期の決算発表が本格化するため今週は個別物色の展開となりそうである。
下値メドとしては200日移動平均線(2万7562円処)がサポートしており節目の2万7500円が抵抗ラインとなりそうだ。
円高による仕掛け的な動きとなれば19日の窓埋め(2万7043円58銭)が意識されてこよう。

戻り売りを吸収できるか?

一方、上値は節目の2万8000円、28日、29日と2万8000円台に乗せてくると売りに押されていたため2万8000円台固めが出来れば窓埋め(2万8189円35銭)、戻り高値チャレンジ(2万8389円75銭)も期待できるが時間がかかりそうだ。
今週は2万7400円~2万8400円を想定。戻り売りを吸収できるかがポイントであろう。

(ハチロク)

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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