225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

年末相場は高いのか?

筆者の所属する証券会社では証券ディーラーは10人いる。ピーク時の約3分の1に減っている。株式ディーラーが8人、オプションディーラーが2人である。
株式ディーラーは得意分野があり優良株を好むもの、小型株専門のもの、2桁の超低位株を好むもの、空売りが好きなものなど投資スタイルはディーラーによってそれぞれである。
以前は優良株分野がだめでも小型株や超低位株で収益を補えたが今年の10月まではさっぱりだめでディーリング部存続の危機にさえなっていた。しかし、11月には全体で今年最高の収益を稼ぎ12月もそのペースを上回る勢いである。
まさに「トランプラリー」様様である。他の証券会社でも設定した「EB債」が株価上昇により期限前の繰上げ償還が続出し収益がかなり好調と聞く。証券関係者にはトランプ米国次期大統領は神様にも見えるだろう。
さて、相場は12月SQが1万8867円45銭に決まりこの値を金曜日に抜いたため高値圏ではあるが危惧された「幻のSQ」とはならなかった。
テクニカル的には騰落レシオが129%と高値圏で推移しているがMACDが一回陰転したが更に今回また陽転してきたりパラボリックでも買いシグナルが点灯してきた。
以前、このコーナーで指摘した通りボリンジャーバンドのプラス1シグマとプラス2シグマの間で推移しており大きく崩れることなく調整は続いていたため再度プラス2シグマの1万9200円処までの上昇は期待できよう。
14日にはFOMCにより米国金利の引き上げが相場には織り込まれていると思われるがイベント通過後の相場推移に注目したい。
今年は日銀の強烈な「ETF買い」により相場が底堅く推移したが来年からは一端減額となる。その隙間を狙って「売り」仕掛けをしてくる投資家にとっては今週くらいからが仕込む時期と見られ外国人投資家の動向は要注目だ。(ハチロク)

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